恭子式マクロを学んで(SSさん)2018.3

基礎科前期を終えて

        

 

私はマクロビオティックを実践してから6年目になります。

 白米を玄米に変え、玄米菜食とし、一時期は厳格にマクロビオティックの原則を守り、動物性、白砂糖、コーヒー等全く口にしない時がありました。右肩上がりで身体が良い方向へ変化するのを体感しました。

シミ、そばかすは薄くなり、咳喘息の症状は全く出なくなり(通院する必要も無くなった)手・肌荒れ(主婦湿疹の薬も必要なくなった)、夏に悩まされていた水虫も全く出なくなり、爪が欠けなくなり、ガスも溜まらなくなり、体重はダイエットをしていた訳でもないのに6キロも落ち、身体も心も大変軽くなりました。

 しかし、5年目を過ぎた頃から何となく以前のような爽快感や前向き思考が無くなり、病気ではないものの、何かすぐれない日々が多くなりました。

 そんな時に偶然本屋さんで恭子先生の「食べ物を変えると、からだも、運命も変わります。」の本が、背表紙ではなく棚の中央に、表紙がこちらを向いていたのです。すぐ手に取り、その中に“二年目からの恭子式マクロビオティックの化学”を読み、そこに載っている不調は、まさに私の不調と一致したのです。私もミネラル不全を起こしているのかもしれないと思い、本だけではなく、直接恭子先生から学びたいとすぐに受講を申し込みました。

 初日に感じた不思議な感覚は忘れられません。大変楽しみにしていた初日でしたが、実はその三日ほど前から大変忙しく睡眠が毎晩3〜4時間位しかとれず、初日の朝は身体が疲れ切っており、初めて行く場所で初めての人達と授業を受けるには、心身ともに余裕がありませんでした。帰りはぐったり疲れ果てているだろうな〜と思っていました。ところが授業を終えて帰る頃には、なぜかとても元気で足取り軽く、気分も晴れやかでした。あの感覚は今まで味わった事の無い不思議な感覚でした。2回目、3回目もそうでした。聞くと、授業のある朝、先生は来る生徒さんを思いながら「気」を送ると仰っていたので、その「気」を頂けていたのかもしれません。

 授業は、包丁や道具の扱い方(この歳で注意を頂けるのは感謝です!)、姿勢を正すことの重要性、アンチエイジングのマッサージ、野草の効能、登山(ロッククライミング!?)の話等、どれも大変興味深く、心に響いてきました。

 そして、私はマクロビオティックを実践することばかりに捉われていて(いつでも身土不二でなければならない、無農薬の野菜を食べなければいけない、サプリはいけない、動物性も極力減らさなければいけない、等)もっとマクロな(大きな)思考に欠けていた事を思い知らされました。

 私がマクロビオティックを始めたのは、健康になるため、幸せになるために始めたのです。マクロビオティックを伝承していく人になるためではありません。本で推奨されているようなマクロビオティックでなくとも、私が健康で仕合わせを感じればいいのです。そのことに気づかされて、心が大変楽になりました。

 ぶれない心をお持ちで、バイタリティにあふれ、チャーミングで、生徒思いの恭子先生を目標にし、畳の目ほどでも近づけるよう、恭子式マクロビオティックを続けようと思っています。

 

 日程の都合上、授業の継続ができなくなり一旦離れますが、本を片手に何度も読み直し、お料理を作って、離れている期間を自主学習期間と考えます。今後とも宜しくお願い致します。

 

 恭子先生、一緒に学んだ同期生、半年間 ありがとうございました。





 恭子から一言
 
私の教室にいらっしゃる前に、6年もマクロビオティックをしっかりと実践なさって、身体を健康に変えられた方です。

しっとりとした美人さんです。

ところが、私の提唱する恭子式マクロ…長年玄米正食を続けるとむしろミネラル不全が起こり、体調不良になってくる、

というものに「食べ物を変えるとからだも、 運命も変わります」河出書房に、出会われたのです。運の良い方です。

マクロビオティックの知識は十分にお持ちでしたので、あとは、私の「いい加減さ」を取り入れていただけば、どんどん

恒久的な健康を手になさるでしょう。

我が教室に来ると、皆さん、ホッとする、と言っていただけます。

この方がおっしゃるように、マクロビオティックは健康に仕合わせになるために、実行するのであって、マクロのための

マクロになっては、本末転倒です。

時々、入りたての受講生さんが、「マクロをやっていなくてすみません」というのですが、

マクロを守ることが目的なのではありません。ご自分が健康で、さらに健康だけでなく仕合わせに成るための、健康法

なのです。本末転倒してはいけません。

恭子式マクロとは、体調、年数によって、食べ方も変えていかなければ行けません。

健康で仕合わせに成ることが目的です。